4月18日 Karwoche
皆さん、こんにちはいかがお過ごしでしょうか??
今日は、先週お話したイースターについてのお話をザックリではありますが
お話いたいと思います。
前回お話いたように、イースター1週間前をPalmsonntag(聖枝祭)、
Palmsonntag から イースターまでの1週間をKarwoche(聖週間)といいます。
イエス・キリストがエルサレムで受けた受難を記憶する事から受難週・聖週間と言う名前がついたという所までお話しました。
イースター当日(イエズスが復活の日)今年は4月20日(日)までにいたるまでに、
聖土曜日の46日前灰の水曜日から四旬節に入ります。この灰の水曜日には、ヤシの枝を燃やし灰になったものを
額に十字のしるしをつけるそうです。
皆さん、カーニバル(謝肉祭)皆さんご存知ですよね、これはこの四旬節に入る前のもので”断食の前”という意味もあるそうです。
私の知る限り、今ではこの断食をされている方はあまりいないと思われます・・・。
そして、このイースターに近づいてくると、
イースター1週間前Palmsontag(聖枝際)
イエズスのエルサレムへの入場・ココからPassionszeit・Karwoche(受難節・四旬節)が始まる事を意味し
聖土曜日までの事を言います。
この、Passionszeitの期間、教会の中の十字架に紫色の布でおおい隠されます。
この、紫色はアドヴェントの典礼色・四旬節の色。純粋で混じりけのない権化、受肉されたイエス・キリストの受難
といったような意味あいもあるそうです。
Gründonnerstag(聖木曜日)は、キリストが十二使徒と共に最後の晩餐をしました。
この日(Grün=緑 )緑 の物を食べる日です。
Karfreitag(聖金曜日)、イエズスがエルサレムでバラの刺のついたつたでできたリースを頭の付けられ、自分が磔られる十字を背負大衆からの罵声を浴びながらゴルゴタへと連行され、磔られ亡くなりました。
この日聖金曜日は、魚を食べる日とされています。
ドイツ語で魚の事を”Fisch”といいギリシャ語では”Ichthys”といい、この単語ごとに意味があり"Iesos Christos Theou Yios Soter"、 ドイツ語では"Jesus Christus, Gottes Sohn, Retter"、日本語にすると”イエス・キリスト・神の子・救助者”と言う意味です。
この日、魚を食べる事によって、聖金曜日キリストが十字架に磔されてことを忘れないという意味あいもあるそうです。
Karsamstag(聖土曜日)、四旬節の最終日のこの日は、カトリック教会では、祭壇布を取りはらわれ、イエズスが眠りについている事をあらわします。
夜21時ごろからイースター当日(日曜日)の明け方にかけて、多くの教会でミサが行われます。
イースター当日、夜明け日の出をキリスト教ではイエズスの復活を象徴しています。
かなり端折って書いたのですが、やはり少し長くなってしまいました。
尚、国・宗教によって多少違いがありますのでご了承下さい。
それは、よいイースターをお過ごし下さい。